2020年に到来するWindows7のサポート切れに備えて、多くの企業がWindows10への移行準備を始めています。
そこで、これからWindows10の導入を検討するという方へ、基礎の基礎、Windows10の特徴や、事前に検討しておくべきポイントをシリーズでご紹介します。
なお、Windows10のサポート終了日は2025年10月14日とMicrosoft社は発表しており、サポート終了日までにWindows11へ移行する必要があります。各社のWindows11導入実態については、こちらをご確認ください。
➡【資料ダウンロード】PC担当者400人に聞いた『Windows11導入実態調査レポート』
Windows10では、SACを介して毎年3月と9月の年 2 回、機能更新プログラム(FU)が提供されます。
また、サポート期間は以下の通りアナウンスされています。
エディション |
3月リリースのFU(バージョン**03) |
9月リリースのFU(バージョン**09) |
Pro |
リリース日から18カ月 |
Enterprise |
リリース日から18カ月 |
リリース日から30カ月 |
ですが、実際のリリースは、事前のテストプラグラムであるIP(Insider Preview)の検証結果により多少遅れます。よって、詳細な日付は以下のとおり、都度、Microsoft社の公式発表を確認する必要があります。
Windows10バージョン |
1903 |
1809 |
1803 |
1709 |
リリース日 |
SACT |
- |
2018/11/13 |
2018/4/30 |
2017/10/17 |
SAC |
2019/5/21 |
2019/3/28 |
2018/7/10 |
2018/1/18 |
サービス終了日 |
Pro |
2020/12/8 |
2020/5/12 |
2019/11/12 |
2019/4/9 |
Enterprise |
2020/12/8 |
2021/5/11 |
2020/11/10 |
2020/4/14 |
※2019年6月末時点の情報です。
次々にリリースされるアップデートを適用していかなければなりませんので、常に検証と本番導入の繰り返しになります。
Windows10のPC導入では、「ようやく動作検証を終えて全社展開した途端に、次のアップデートが実施されてしまう」といった事態も想定されます。
上記のスケジュールにあわせて、導入する機種の決定、導入準備、構築・展開を進めていかなければならず、従来のWindows OSに比べて、スケジュール策定はより複雑になります。
同じ機種であっても、購入時期によってOSのバージョンが異なる場合がありますので、その点にも注意が必要です。
私ども三菱HCキャピタルITパートナーズは三菱HCキャピタルグループのIT戦略子会社として位置付けられ、PCを中心としたレンタルと、PCの保有・運用に付随するサービスを展開しております。
当社のレンタルは、ただPC本体をお貸しするだけではなく、新OSの導入に必要な情報と、導入サポートも含めてお客様へ提供しておりますので、PC導入をご検討中のお客様は、是非ご相談ください。