「OSのサポート期間が切れる」とは、Microsoftからの更新プログラム提供がなくなることを意味しており、不具合が起きてもサポートが受けられず、セキュリティの観点からもリスクが大幅に高まっている状態といえます。
Windows 10 のサポート終了
2023年6月13日に、Windows 10 バージョン21H2がサービス終了を迎えました。まだ、22H2にアップデートしていない方は、早急にバージョンアップの検討をお勧めします。
米Microsoftは2023年4月27日、現行の「バージョン 22H2」がWindows 10としては最終バージョンになると発表しており、サポートの終了日は2025年10月14日で変更はない様子です。今後 「Windows 10 バージョン 23H2」といった機能更新プログラムが提供される予定はなく、機能更新プログラムによる機能強化や、品質更新プログラムでの不具合修正が行われなくなることから、サポート終了日までにWindows 11へ移行する必要があります。
各社のWindows 11導入実態については、こちらをご確認ください。
➡【資料ダウンロード】PC担当者400人に聞いた『Windows 11導入実態調査レポート』
サービス終了対象: Home、Pro、Pro Education、Pro for Workstations
※ Microsoft|Windows 11 リリース情報(2023年6月6日 参照)
サポート期間に注意しよう
Windows 10 サポート終了を見込んだ対応
サポートが終了してからの対応はセキュリティのリスクも高まるため、Windows 10 22H2へバージョンアップするとともに、サービスが終了する2025年10月14日までにWindows 11への移行を完了させる必要があります。Windows 11の仕様要件は、Windows 10に比べ高く設定されており、PCのリプレイスが必要になることも想定されます。
Windows 7→Windows 10へのリプレイスの際には、サポート期限の直前に入替需要が集中したことでPC調達が困難になり、PC価格の高騰や、キッティングなどを任せようにも期限内に対応できるアウトソーシング先が見つからない、などの事象が発生しました。
Windows 11 でのPC導入を検討している場合
企業では、前回のWindows 7からのPCリプレイスで得た教訓を活かし、調達計画から、導入、運用までの検討が進んでいます。
詳しくは、PC担当者400人に聞いた「Windows 11導入実態調査レポート 」で他社様の状況にも触れておりますので是非ご覧ください。
全国のPC担当者(従業員数500名以上の企業)にインターネット調査を実施。
「Windows 11への入替え、いつやろう? どうやろう?」「抱えているPC運用の課題」といった調査結果と、当社ならではの解決策をご紹介しています。
PCLCMサービスでアウトソーシングを実現
Windows 11への移行は待ったなしの状況ですが、ハイブリットワークなど働き方の選択肢が増えたことで、IT部門の業務は大きく変化しました。オフィスで働くことを前提とした従来の運用とのギャップを、IT部門様や利用者様が埋めている現状です。
そこで、当社営業担当の伴走型提案でPCの入替計画を策定、PCLCM(PCライフサイクルマネジメント)サービスを活用してPCの調達やキッティングをアウトソーシングすることで、スムーズなWindows 11へのリプレイスをご支援します。
当社は、4,000社以上の取引実績を持ち、経験から多くのノウハウと技術力を蓄積しています。これらを生かしたPCLCMサービスは、お客様ごとの柔軟なカスタマイズが可能なため、安心してPCの一連のライフサイクルをお任せいただけます。また、短納期でご提供が可能なPCLCMのパッケージサービス「Assist Plus(アシストプラス)」もご用意しております。ぜひ当社のPCLCMサービスをご検討ください。
※ 本記事は、2023年6月時点の情報をもとに作成しています。Microsoft社の方針によっては、変更が生じる場合があります。
Windows 11導入実態調査レポート(2023年版)
全国のPC担当者(従業員数500名以上の企業)400人に実施したアンケート調査レポートです。他社の導入状況や抱えているPC運用の課題と、三菱HCキャピタルITパートナーズならではの解決策をご紹介します。