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導入事例 医療法人 蒼龍会 武蔵嵐山病院様

セキュリティ

身の丈に合ったランサムウェア対策を模索した結果たどり着いた「AppGuard」 安心感につながる。

業種
サービス業・医療業
キーワード
AppGuard Enterprise

武蔵嵐山病院様は「総合診療」「透析医療」「リハビリテーション医療」「在宅医療」「健診医療」の5つを柱として、埼玉県中部を中心に地域に根ざした医療をご提供しています。
医療機関として患者様の病歴等センシティブな個人情報を扱っているため、高度なセキュリティが求められていると認識されていましたが、近年ランサムウェアやウイルス攻撃の高度化に伴い侵入されるリスクが高まっていることから、危機感を抱かれたそうです。2023年度に電子カルテサーバをオンプレミスからクラウドに移行する予定があり、それに合わせて医療情報系システムから外部への経路を用意して通信する必要があることから、武蔵嵐山病院様に合った強固なセキュリティ対策を検討した結果、AppGuardの導入に至りました。それでは、武蔵嵐山病院様に率直なご感想とご意見をうかがいます。

課題

  1. ランサムウェアやウイルス攻撃の高度化に対して、センシティブな個人情報を守る必要性が高まった
  2. サーバのオンプレミスからクラウドへの移行計画により、外部に接触するリスクが高まることになり、高度な運用スキルや管理負担が不要で、強固なセキュリティ対策が必要となった

導入効果

  1. 侵入されても発症しないため、ランサムウェアや高度なウイルス攻撃被害の心配が軽減された
  2. 全端末に対するパターンファイルの更新を徹底させるような管理は不要となり、管理工数が軽減された
  3. 利用ソフトウェアの事前申請が徹底されるようになり、スタッフのセキュリティモラルが向上した

「AppGuard」導入前の課題

近年ランサムウェアやウイルス攻撃が高度化しており、侵入されるリスクが高まっており危機感を抱いております。2023年度に電子カルテサーバをオンプレミスからクラウドに移行する予定であり、それに合わせて医療情報系システムから外部への経路を用意して通信する必要があり、リスクが増える点が課題と感じておりました。

「AppGuard」の導入を決めた背景

2021年10月に徳島県の病院にてランサムウェア攻撃を受け、2カ月間業務が停止したという事象に関して、事務局長が危機感を抱き、当院でのランサムウェア対策は?と問われましたが、ランサムウェアに特化した対策を行っていなかったことから、特別な対応はしていない旨を報告しました。そこから、当院の身の丈に合ったシステムを検討しようという動きが開始されました。

当初、EDRやXDRは魅力的な仕組みだと考えており、これらの導入を検討していましたが、ランサムウェア被害のニュースを見ると、5分で暗号化が完了してしまうということであり、仮にEDRを導入しても防ぎきれるのかが心配になりました。また、EDRの運用には高額な費用が掛かり、スタッフのITスキルも求められるということで、2名体制では運用が困難と考え、他の選択肢を探すことにしました。そこでAppGuardという製品を知り、三菱HCキャピタルITパートナーズさんのホームページからこれは当院に合った製品ではと感じてコンタクトさせていただいた次第です。


IT課 主任 仁科 守 氏

AppGuardは高額ではなく、運用スキルも高くなくていいという点が当院に適していますし、侵入されても発症させないという特長は、安心感につながりました。

初期導入では、特定のOS端末でログが取得できないトラブルがありましたが、三菱HCキャピタルITパートナーズさんはメーカー任せではなく一緒に解決を図ってくれまして、安心して任せられるという信頼感があります。

「AppGuard」導入の効果


IT課 小澤 哲雄 氏

AppGuardを導入して良かったと感じる点は、一般的なウイルス対策ソフトのようなパターンファイルの更新作業が不要なことで、更新が徹底されているかどうかという管理を行う必要が無い点は助かっています。

また、常駐モジュールが軽量で、AppGuardを利用していて重いと感じたことが無いのはありがたく、次世代のセキュリティとして求められているゼロトラスト型セキュリティを実現できました。

「AppGuard」の派生的な効果

グループ全体で利用しているソフトウェアの全てを把握できていたわけではありませんが、AppGuardを入れることで悪性のソフトウェアは排除することができるようになりました。

パソコンの利用者には、AppGuard導入後は新たなソフトウェアを自由にインストールすることは出来なくなり、事前申請が必要であることを伝えたところ、きちんと事前連絡が来るようになってきたので、セキュリティモラルが向上していることを実感しています。

 内容および所属役職等は取材当時のものです。
 2024年11月1日に、「ディーアールエス株式会社」から「三菱HCキャピタルITパートナーズ株式会社」に社名変更しました。

セキュリティAppGuard

エンドポイントセキュリティ製品「AppGuard(アップガード)」のリーフレットです。

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